やっと米粉の出品準備ができました。
米粉と価格、販売店
販売はイオンモール大曲とイオンスーパーセンター美郷店の直売コーナーです。
価格は
65〜80mesh(500g)=150円
80〜100mesh(500g)=298円
100〜200mesh(500g)=350円
200mesh以上(300g)=298円
となっています。いずれも税抜き価格となりますが、価格が変わる可能性があります。
数字が低いほど「粗い粉」となります。
お米は全て自家製産米、自家製粉、自家篩い分け品です。粗い粉では黒い物もありますが食べて問題ありません。
餅粉も4月に向けて製作開始します。米粉、餅粉共に数量は多くありませんのでご了承ください。
原料に関して
古来より煎餅や米粉、低価格帯のお米は2番米という選別で弾かれたおが多く使われてきました。(1番米が一般的にスーパー飲食店などで売られたり使われたりしています)
食糧が貴重だった時代の無駄をなくす知恵ですね。
当家ではその年の品質にもよりますが、
1.8ミリ以下や破米(精米で砕けたお米)を米粉用
1.8〜1.9ミリ米を小粒米(低価格米)
1.9〜2.0ミリ米(直売専用栽培品のみ使用)を中粒米
2ミリ以上を直売専用米の正品としています。
ちなみに、当家生産米の一般的な正品(市場出荷規定)は1.85ミリ以上です
なので、粗い粉末にはお米の着色粒だったり黒点米等が混じり黒い粉も出てしまいます。なので極力なくすために米粉用米は2回精米しています。そして、精米で削られたお米の粉(米糠)は発酵肥料として田畑に戻します。丹精込めて作ったお米。最後までしっかり活かして循環循環!
例年であればそれなりにまとまった量の米粉用品が出るので1品種(美郷錦)で米粉を作るのですが、今年は少なく、美郷錦を主として秋のきらめきも使用しています。
餅粉は当然、餅米1品種です。が、今年から生産量を減らした事と、粉用品が出なかったことから本当に少ない量しかできないと思います。
補足、豆知識
現在はお米の需要拡大政策として「米粉用米」や「加工用米」があり古来の様な使い方は少なくなってきました(・_・;
2番米の多くは現在「低価格帯」のお米に使用されたり、安い日本酒に使われたり、鳥の餌や肥料として使用されています
当家正品を使用した品種別の米粉も当期間限定予約のみ受けつています。(予約受付期間は12〜2月)
価格は上記の3〜4倍程度となります^_^;