ブログ始めよう
と思って結構経っちゃいましたf^_^;
この時期は農繁期ということもあって投稿内容はたくさん出てきますが、如何せん農作業に追われて時間がない。そして歳のせいでしょうか、5時おき昼寝無しで作業すると8〜9時頃に眠気が来ます^_^;結果投稿作業がしんどい・・・となって先送り・・・たのSNSも連動設定させていただいているので変に投稿すると同じ投稿が出てしまう・・・悪循環。
いかん!発信のすべてが止まる!とにかく伝えよう日々を!ということで、作業日記的に始めます。よろしくお願いします。
種子選別・浸種開始
種子選別は塩水で行おます。
1,塩水で選別
2,真水で塩分を取る
3,網袋に詰める
塩水を作る
水稲の塩水選に使用する塩濃度は「生卵が浮く程度」と言われていますが、正確には、うるち(一般的なお米)と餅米で変わるので、私は塩水選種計を使用しています。塩はスーパーで売っている5キロ袋を使用。
当家の場合1回で大体10kg使います
塩水を作る時はしっかり溶かさないといけませんが、すごく時間がかかるので、電動ドライバーか電動インパクトドライバーに攪拌器を付けて作業するとものすごい時間節約になります。
と、塩水が完成すれば後は、種籾を選別網(ザル)に入れて軽くかき混ぜ、浮いた種籾をすくいザルで取っていきます。
before
after
かき混ぜて、取るを2〜3回行い
網カゴごと取り出して軽く水切り
真水桶 1 に入れてすすぐ(2回ほど)
真水桶 2 に入れてすすぐ(2回ほど)
水を切って種籾袋に入れる
因みに種籾は水に入れると吸水するので重くなります。我が家の場合、約10%ほど重量が増えました。
写真だけじゃ分からん。
という方下の動画をどうぞ(2倍速がおすすめ)
消毒と浸種
各農家によって違いますが、当家では選別後そのまま消毒・浸種作業へと移ります。今年は消毒・浸種桶に細工をしてみました。材料は家にあった物を利用していますので、もっといい材料があるとは思うけどまぁまぁそこはねf^_^;
先ずはお風呂水ポンプを使った循環装置の構築!
浸種桶の排水口の径よりポンプのホースが小さいので自己吸着テープと水道用シールテープを使って隙間を埋めます
300リットルの桶に75φの塩化ビニール管を10センチに切って並べる
そこに使わなくなった育苗箱を切って乗せる。
(今回は細いノコギリを使ったけど系ノコギリがおすすめ)
底上げすることで、籾も取り出しやすいし、水キレも良い、水の循環がスムーズ、ポンプ負荷も少なくなるという利点
追記
当家では通常の2倍近い種子量を撒く密播苗作りをしており、発芽率を少しでもよくするために購入種子も選別しています。種子並びに育苗で細菌に侵されると、発芽しなかったり苗が死んだりするため、種と育苗期は薬剤を使い予防防除を行っています。今回種子消毒に使用した農薬は『テクリードC』を使用しました。
種子消毒は最低水温を確保しないと効果が低くなります。最低水温に注意しましょう