製粉
2023年の製粉は基本的に2番米を使用して行います。今まで正品で作っていて、原価+製粉機機代+自分の労働単価を考えると値段がすごく高くなる。そして、市販製粉会社の品質。粉の細かさや包装と価格でも敵わない(ー ー;)。原料としては市販品に勝てる自信はあるけどその他で勝てる気がしない。
じゃぁ直売所ではどうか?
なんかみんなお手頃な価格。何故だ(・_・;。と思っていたのですが、出品者の方と話す機会があって聞いてみた。
結論
2番米を使っていた!
納得。2番米価格に精米製粉代金+労賃なら確かにあの金額でいける。よし製粉作業と販売を開始しよう!と言うことで、今年再開しましたf^_^;
ちょっと違うことを
でも、何か特徴が欲しい。
あれ?
直売所の米粉って粉体分けしていないっぽい。粉物って粉の細かさで使う料理変わるはず・・・ってことで、篩(フルイ)機を導入して粉体分け開始!
当家の粉体は
65〜80メッシュ( 200ミクロン)だんご、柏餅、ういろう
80〜100メッシュ (180ミクロン)だんご、柏餅、ういろう
100〜200メッシュ (140ミクロン)だんご、柏餅、ういろう
200〜(70ミクロン)パン、お菓子
の4種類!(用途は参考程度に考えてください)
当家は写真のような状態で一気に篩い分けするので、ある意味、粉体が一定に均一になってると言えると思いますがどうなんでしょう?
ちなみに製粉機はこちら
今年の米粉使用米
今年の米粉使用米は美郷錦、淡雪こまち、餅米きぬのはだ の2番米を上白で2回精米した後で製粉&粉体わけしています。65〜80メッシュ では正直ちょっと着色米や未熟米の影響で黒っぽい粒が見受けられます。粉体が細かくなるにつれ白い粉になっていきます。ですので、粉体の細かさによって価格を設定しました。基準は直売所の他の農家、生産者さんの米粉(粉体分けしていない物)の価格と当家の80〜100メッシュ 品が同じになるようにしています。(製造費用的にも折り合いつくし)
何気に・・・・
2番米とは言え単一農家米で単一品種で栽培手法や品種名公表して売っている米粉って多分無い(^◇^;)、もっと言えば2番米や正品かどうかを公表することも少ない。って意味では貴重だったり・・・しない?
包装は?
毎度毎度、包装には直売所としてはお金をかけている私、今回もちょっとだけ使いやすいかな〜って思う包装にしました。(袋詰め側も楽だし)って言ってもただチャック袋にしただけです^_^;でも使うときにちょっと楽だと思います。チャックだけではやっぱり不安なんで、追加で密閉もしてます。画像は餅米粉です
65〜80=150円/500g 80〜100=298円/500g 100〜200=398円/500g 200〜=298円/300g
冬季間限定作業、直売所限定販売(基本)作れるだけ作って、なくなり次第終了です(^ ^)が、正直2番米在庫持ちすぎました(・_・;製粉仕切れず余るかも(^◇^;)とりあえず製粉頑張ります(^ ^)
この篩機は海外発送品だったので届くまで2〜3週間かかります
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価格:550円 |
価格:660円 |
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